チャートの見方に慣れる

みんなが頼りにするチャートを勉強する

みんなが頼りにするチャートを勉強する

チャートとは売買タイミングが読み取れる大事なツールです。実際の売買に使われているチャートを見てみましょう。

下記は取引ツールで定評のあるGMOクリック証券のチャートですが、デフォルトの設定ではローソク足と移動平均線が並んだシンプルなチャートが表示されます。

移動平均線

今度は移動平均線ではなく「一目均衡表」というチャートに切り替えてみました。これ以外にも「ボリンジャーバンド、RSI、ストキャスティックス、MACD」などがあります。

一目均衡表

ちなみにこの一目均衡表は灰色の部分を「雲」と呼び、雲を上に突き抜けると上がりやすく、雲を下に突き抜けると下がりやすいとされています。

他にも「勝率が上がった」と話題の「ペンタゴンチャート」などは、先ほどのGMOクリック証券のような限られたFX会社しかないチャートです。

少し難しくなりましたが、チャートは数値の変化をわかりやすくするツールです。それぞれで仕様が異なりますが、為替レートの動きを把握できます。

為替レートはその日1日で価格が決まるというより、前日の価格や今までの傾向に対して、世界の経済状態から値段を判断しています。そのため、今までに蓄積されたデータが参考値となって、チャートに反映されていきます。

例えば「緩やかに上がり続けていたけど、昨日のニュースで急落した。ただ、今までの事例より極端に下がり過ぎだから、明日は反発すると思う」といった人の心理も、チャートには反映されており、期待感や悲壮感が込められている場合があります。

チャートを100%頼りにできるわけではないのですが、データは真実です。FXの初心者も傾向を分析するために、チャートを読み解く知識は欠かせません。

基本のローソク足から始める

基本のローソク足から始めようFXのチャートは、白色と黒色の真ん中に棒を通した「ローソク足」の連続で成り立っています。

このローソク足は一見シンプルですが、実に多くの情報が含まれています。

まず、胴体が白いローソク足を「陽線」、胴体が黒いローソク足を「陰線」と呼びます。陽線は胴体の1番下が始値、1番上が終値を意味し、陰線の場合は逆に胴体の1番下が終値、1番上が始値を表しています。

陽線と陰線の胴体から突き出た線を「ヒゲ」と呼びます。この上ヒゲの先端が高値、下ヒゲが安値を示します。つまり、ローソク足を見れば、その期間の始まりと終わり、最高値と最安値がすぐにわかるわけです。

このように1つのローソク足で1日の値動きを表すものを「日足」と呼びます。24時間休むことなく動き続けるFXの日足は、ニューヨークの取引終了時刻を基準にしたチャートを一般的に採用しています。

また、ローソク足1本の期間を延ばせば、1週間なら週足、1カ月なら月足、3カ月なら3カ月足に変わります。逆に期間を短くした1分足や5分足も使用されています。

トレンドを判断した売買で勝つ

トレンドを判断した売買で勝つ為替レートは日々変動し続けていますが、ある程度の流れがあります。このローソク足を並べている、大きな流れのことを「トレンド」と呼びます。

トレンドには「上昇、下降、横ばい」の3つがあり、右のグラフでは横ばい後に下降、次に上昇トレンドとなっています。

FX初心者の方はこのトレンドに逆らわないで、みんなと同じ方向に進んで利益を得ると成功しやすいでしょう。

為替レートは一方向へ動くと、一定期間はその方向へ進む習性があります。トレンドの流れに便乗することが大切です。経験を積んでいくと、今度は上昇から下降に切り替わる転換期に対しても、ある程度の予測が立てられるようになります。

上昇トレンドをチャートで判断できれば買いのサインが、下降トレンドなら売りのサインがベストタイミングでわかります。

売買タイミングはチャートでわかる

トレンドを判断するためには「移動平均線」を見るのが基本です。移動平均線はチャート上で既に波打っている線のことです。

売買タイミングはチャートでわかる右の画像のピンク色が過去5日の買った値段平均値を現す「5日移動平均線」です。

青色が過去25日の買った値段平均値を現す「25日移動平均線」です。

短期の5日移動平均線も、長期の25日移動平均線も右肩上がりなので、このチャートは上昇トレンドだと判断できます。

さらにチャートがどのような方向に進んでいるのか、緑色でトレンドラインを引きました。トレンドラインは自分で引く補助線のことで、上昇トレンドの時には安値と安値を結ぶようにします。

これで安値がつながって、下値支持線ができました。この下値支持線を超えて下がったらトレンドが変わり、上昇トレンドから下降トレンドへのシグナルと判断できます。

逆に下降トレンド時には高値と高値を結び、上値抵抗線も引けます。この上値抵抗線を超えると、上昇に勢いがあると判断でき、下降トレンドから上昇トレンドの切り替えが起こったと判断できます。

移動平均線から転換シグナルを読む

移動平均線から転換シグナルを読む先ほどのチャートに水色のA、B、Cで、買いのポイントを印してみました。

Aは25日移動平均線を勢いよく5日移動平均線が上に突き抜けています。

今まで緩やかに下降していたのが、急に上昇トレンドに変わった判断できます。

その後、トレンドは常に上昇するというよりも波を打って上昇していきます。Bでは上昇トレンドで波が下降して、上昇に転じそうなポイントを狙って買っています。

Cも同じです。このようにトレンドが判断できれば、勝てる確率は上がります。Aで買い、上がったら売り、Bで買い、上がったら売り、Cで買い、上がったら売りを繰り返します。

Cの後は5日移動平均線が25日移動平均線を下に突き抜けて、下降トレンドに変わったと判断できるので、もう購入は控えます。

このようにFXは上がるか下がるか50%の勘頼りのギャンブルではなく、少し勉強した知識が生かせる投資になります。

また、チャートを含めた取引ツールは、各社でデザインや操作性が異なります。最近では各社とも手数料で差がなくなったこともあり、一層オリジナルの取引ツールに力を入れています。


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